そうめん

夏場の暑さには、さっぱりとしたそうめんが最高ですよね。
特に、暑くて食欲が落ちているとき、冷たいそうめんは食べやすいです。

夏は薄着の季節。自然と体型が気になる時期です。そうめんは軽やかで、ほかの穀物よりカロリーが低いような気がしていたのですが、意外とカロリーが高いと聞いて調べてみました。

そうめん一人前のカロリーは意外と高かった、、、

そうめん一人前のカロリー

みなさんもご存知のように、そうめんの種類は様々ですが、一般的に市販されている1束は50gほどです。

そうめん一人前は100gなので2束で一人前となります。

栄養成分を見てみると、なんと乾燥状態のカロリー1束には約178kcalも含まれているんです。一般的に言われている一人前は100g、2束なので、そうめん一人前のカロリーは356kcal!!これって、ご飯よりもずっとカロリーが高いんですよ。ビックリですよね。

実は、ご飯だと50gでたったの84kcal。つまり、そうめんはご飯と比べてかなりのハイカロリーなんです。

カロリーが低いと思い込んでいた私にとっては、ちょっと衝撃的でした。

そうめん以外の麺類のカロリー

麺類のカロリーが全体的に高いのかと思いラーメンやうどんなどの麺類のカロリーを調べました。

●ラーメン一人前:約430kcal~600kcal
(家系などこってりしたラーメンはもっと高くなります)

●うどん一人前:約300kcal前後

●そば一人前:約300kcal前後

そうめんのカロリーは他の麺類に比べてダントツで高いというわけではありませんでした。
ただ、ラーメンやうどんは汁やトッピングでカロリーはだいぶ違いが出てきますね。
そうめんは食べ応えという面では、ラーメンやうどんの麺に比べてるとないかもしれません。うどんやラーメンは麺がしっかりしていて、汁の味もあるので食べ応えがあり、満足感はあります。

そうめんは細いのでつるつるとどんどん箸が進んでしまいます。気が付いたらかなりの量を食べていたという場合もあるかもしれませんので、量にお気をつけください。

そうめんのカロリーの秘密

そうめんのカロリーが意外に高いのには、製造工程に秘密があるんですよ。それは「油返し」という特別な作業が関係しています。

そうめんを作る際、麺生地に約1%の食用油を塗りながら細く伸ばしていくんです。この工程が、麺がくっつかずに乾燥するのを防ぎ、そうめん特有の風味を生み出しています。

この油が、そうめんに独特の弾力を与える一方で、麺に結構な油分が含まれてしまうんですね。

少しでも油を取り除くように、ゆであがったそうめんを流水で手で何度かもみながら油を流すようにするといいですね。

そうめんをヘルシーに楽しむコツ!

そうめんは、意外とカロリーが高いことが分かりました。でも、ちょっとした工夫で、そうめんをもっとヘルシーに楽しむことができます。

まず、ラーメンやうどん、そばといった麺類は、添える具材やトッピング次第でカロリーがグンと上がります。同じく、そうめんも揚げ物などの高カロリーなおかずと合わせると、全体のカロリーが高くなってしまいます。美味しいですが、カロリーを気にする方には少々心配ですよね。

そこで、そうめんをもっとヘルシーにするためのいくつかのポイントをご紹介します。

具材の選び方: そうめんに添える具材は、低カロリーかつ栄養価の高いものを選びましょう。例えば、新鮮な野菜や蒸し鶏、豆腐などです。これらはボリュームがあるのに低カロリーで、栄養バランスも良いです。

調理法の工夫: そうめんを食べる際には、揚げ物ではなく、蒸し物や煮物を選ぶと良いですね。例えば、野菜たっぷりのスープと合わせると、満足感もありながらカロリーを抑えられます。

量のコントロール: 麺の量をコントロールすることも大切です。少量のそうめんに多めの野菜やたんぱく質を加えることで、満腹感は保ちつつカロリーを抑えることができます。そうめんを半分の量にして、しらたきをもう半分加えるといやり方もあります。しらたきだけですとちょっと物足りないので、そうめんと半分づつにすることで満足感が得られます。

ドレッシングやタレを工夫: そうめんにかけるタレやドレッシングをヘルシーなものに変えると、カロリーを大幅に削減できます。例えば、市販の高カロリーなタレの代わりに、醤油やポン酢、お酢ベースのドレッシングを使うと良いでしょう。

食べ合わせを意識する: そうめんと一緒に食べるおかずも大切です。例えば、そうめんの代わりに低カロリーなおかずを選ぶと、全体のカロリーが抑えられます。

これらの工夫をすることで、そうめんをヘルシーに、そして楽しく食べることができます。低カロリーで栄養バランスの良い食事にすると、夏バテ防止にも一役買ってくれますよ。美味しくてヘルシーなそうめんの食べ方を、この夏はぜひ試してみてくださいね。