菖蒲湯の由来は?効果は?




5月5日は菖蒲湯に入る日ですね。

端午の節句ですので、柏餅を食べたり、兜も飾りますね。

菖蒲湯とはそもそも何のために入るのか?

なぜ菖蒲なのか?由来を調べてみました!

菖蒲湯の由来昔話からきている。なんて説もあったり、起源は中国にあるという説もありました。

菖蒲湯とは?

菖蒲湯とは?

5月5日の入る菖蒲湯ですが、菖蒲をお風呂に入れる習わしですね。

菖蒲の根や葉を入れたお風呂に浸かる年中行事のひとつです。

季節の変わり目でもあるこの時期は体調を崩しやすいので、

菖蒲湯に入って健康に過ごせますようにという意味もあります。

菖蒲湯の由来は昔話?

菖蒲湯の由来

菖蒲湯の由来は中国から来ているという説によると、中国では、菖蒲は病を払う薬草だと考えられていました。

古くから中国では健康や長寿のために、菖蒲を用いていたようなのです。

また、5月5日は季節の変わり目で寒暖差が激しい為に体調不良の人が多くなるので、

邪気を祓うといった意味も込めて、菖蒲湯に入ったそうですよ!

昔話でも、邪気を祓うから、という理由で菖蒲を使うお話が多かったです。

菖蒲湯の由来になったとされる昔話はいくつかありました。

その中の1つをご紹介しますね。

食わず女房

妻帯していない男(多くの場合はケチなことがその理由)が
「飯を食わず、良く働いてくれる者がいてくれれば嫁に迎えてもよい」と願う。
すると、その望みどおりの女が現われて嫁になる
。嫁は望みどおり働き者であったが、
不思議なことに米をはじめとした食糧が異常に減りはじめる。
仕事に出掛けるふりをして家をのぞき込んだところ、
嫁が大量の飯を炊いており、髪をかきわけ頭頂にある大きな口から
それを次から次に食べていた。
嫁の正体が人間ではないことを知った男が離縁をしようとしたところ、
嫁はおそろしい姿(山姥など、本来のすがた)の姿に戻り、
男を自分の家へ連れ去る。男は隙をついて逃走、
菖蒲の生えた湿原に身をひそめることによって、追跡から逃れることが出来た
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ ウキペディアより

といったお話ですが、菖蒲の香りが魔除けになって魔物は溶けてしまうという言い伝えがあり、

これが端午の節句で菖蒲湯に入るようになった発端だという説ですね。

昔話って展開が突然すぎてびっくりするものもありますが、

これもだいぶ現実離れしてる気がします…

中には結構残酷な内容のものもあったり、えっそこで終わりなの?!と思うくらい唐突に終わっているお話などもあって、面白いなぁ~どうやって物語になったのだろう?とちょっと不思議に思いました。

菖蒲は魔除けになったり邪気を祓ってくれる

という事で、菖蒲湯に入ると丈夫に過ごせる。

という言い伝えになっているようですね!




菖蒲湯の効果効能

実際の菖蒲にはどんな効果や効能があるのでしょうか?

菖蒲は池や川に生える植物でアサロンやオイゲノールという精油成分が入っています。

精油とは、植物が出す油で特有の臭いがあります。

オイゲノールには鎮痛作用や抗菌作用がある言われています。

また、抗ウイルス作用が強いので、風邪の予防にも効果的のようですね。

このことも菖蒲湯に入る理由の1つなのかもしれません。

菖蒲湯の入り方

菖蒲湯の入り方

菖蒲湯の入り方は特別な決まりはないようですが、菖蒲を軽く洗ってからお風呂にそのまま入れるのが一般的ですね。

菖蒲は輪ゴムなどで束ねておきます。

お湯の温度を少し高めにしておくと、菖蒲の香りが楽しめます!

菖蒲の香りをもっと楽しみたい!という場合には、お湯を入れる前から浴槽に菖蒲を入れていおて

それから少し高めのお湯で沸かすと、より菖蒲の香りを嗅ぐことができますよ。

菖蒲の葉を頭にはちまきみたいに巻くと頭が良くなる、という言い伝えがあります。

お子さんに巻いてみて、

「菖蒲を頭に巻いたから頭が良くなったよ」とおまじないのようにお子さんに伝えてもいいかもしれません。

セルフイメージ大事ですからね!