小学校入学という新たなステージになった時、多くの親は「小1の壁」という難題に直面します。
共働きの家庭にとって、この問題は特に深刻です。
朝の登校、放課後の時間の使い方、宿題の確認など、様々な課題があります。
さらに、小学校の平日行事の多さ、PTA活動、臨時休校時の対応など、保育園時代と比べて対応が難しくなります。
「もしかして、仕事を辞めるべきかな?」と考えがちです。
実際に、子どもが小学校に入学するタイミングで、フルタイムの仕事を辞めた人は周りに多くいました。
実際に退職して後悔したのか?
退職して良かったと思うのか?
など、辞めた後の良かった点、実際の体験談などをお伝えします。
小1の壁を期に退職して良かったと思う理由
小学校に入学した子供たちが親の想像を超えて、学校生活を楽しんでいる姿を見て、退職して良かったと実感する瞬間がたくさんありました。
・入学してしばらくは途中まで一緒に登校することができた
・入学後すぐの疲れで子供が休みがちになった時、ゆっくり家で休ませることができた。
・朝、体調が悪い時は「少し家で休んでから行こうか」と、柔軟に対応できるようになった。
・子供が学校での出来事を話す時間を十分にとることができた。
・クラス閉鎖やオンライン授業の変更にもすぐ対応できた。
・学校からの宿題のチェック(例えば、足し算100問や九九の暗記、音読など)にも時間をかけられた。
・夏休みなど長期休暇中に、普段できない活動に時間をかけられた。
・子供の健康的な生活リズムを築くことができた
・親のストレスが減少し、子供も穏やかに
他にも多くのメリットがありましたが、働いていたら、子供に十分な時間を割くことが難しかったでしょう。私のリラックスした態度が子供にも影響し、心穏やかに過ごせているように思います。
もちろん、仕事を続けながら子育てを上手にこなす親もいますが、私にはそのバランスが難しかったです。
子供にとっては、健康的な生活リズムの確立、私にとっては、どんな状況にも柔軟に対応できる心の余裕が大きな利点です。
夏休みなどの期間は、子供たちが遅くまで起きていても大丈夫なように、ルールを柔軟に適用しています。
小学1年生の実際はどんな感じ?
小学校は幼稚園や保育園と違い、座って勉強をします。当たり前ですが子どもにとっては環境の変化がかなり大きいです。今まではママと一緒に通園していたのが、自分で行かなくてはいけないですし、何かあっても手厚いフォローは望めません。最初は知らない人ばっかりですし、心細い時もあると思います。
初めての場所に自分で歩いて行く、という始めてのことですので慣れるまでの時間は個人差がありますね。我が子は小学1年の時の9月ぐらいまで朝は途中まで一緒に歩いて行ってました。
だってね、4月入って1ヶ月ぐらいしてやっと慣れてきた頃にゴールデンウィークなんですよ!もう休み明けの初日なんて、振り出しですよ、振り出し!!あれ?学校行ってたよね?忘れちゃったの?という状態、、、行きたくないってグズって泣いて、あ~また最初からだ~と少し嫌になりました。
それでも5月、6月頑張って、7月はあとちょっとで夏休みだね~♪なんて夏休みをだしに何とか行けましたけど、、、やってくるのは9月ですよ9月。
またまた振り出しだったんです、うちの子。行きたくないって泣き出したり、途中まで行けたのに帰ってきちゃったり、で、結局また一緒に途中まで行ってました。
10月ぐらいからは落ち着いて通えるようになりましたけど、これ、毎日仕事してたらどうなっていたのだろう??と思いましたよ。やっぱり退職して良かった~と思いました。
実際に退職てみて後悔はないのか?
私の場合はキャリアがあった訳でもないので後悔はゼロでした。ママ友に聞いてみると、やっぱりあのまま仕事を続けていたらもっとキャリアアップ出来て違う道があったかもしれないと思うと複雑な心境という人もいましたよ。
ただ、そのママ友も、小1の時にあのまま仕事を続けていたら、毎日イライラして大変で対処しきれないことがたくさんあったと思うから退職して後悔はしていないそうです。
子どもによって個人差があるので退職の判断は難しいですね。
退職とまではいかなくても、一定期間だけ時短勤務にしてもらうという方法もありますので選択肢をたくさん探してみるのもいいと思います。
後悔まではいかないのですが、やっぱり収入面ではかなり痛手でした。それまでのようにお金を使うと赤字になってしまったりして、しっかり考えて使うようにしないといけないなと実感しました。
小1の壁にはぶち当たりましたが、仕事を退職していたおかげで乗り越えることができました。私にとっては退職して良かったとなりました。子育てってあっという間って言うじゃないですか。だんだん手が離れるようになるとそれをもの凄く実感して寂しいーーーー。なのでそばで応援できる時はしてあげたいと思うのです。人それぞれ状況は違いますから、家族にとってベストな選択ができるといいですね。とにかく楽しんだもんがちだと思います♪