ダウンジャケットの圧縮保存は適切？ダウンの保管方法とは

ダウンジャケットを長期間圧縮して保管する方法について考えてみましょう。一見するとスペース節約に役立つように思えますが、実はこの方法はあまりお勧めできないのです。

たしかに、ダウンジャケットを圧縮することで収納スペースを減らすことができますが、この方法には重要な欠点が存在します。

そこで、ダウンジャケットを圧縮して保管することのリスクと、それに代わる適切な保存方法について詳しく解説していきます。

ダウンジャケットを圧縮保存するメリット

ダウンジャケットを圧縮して収納すると、場所を取らなくて済むし、カビや嫌なにおいの心配も少なくなります。

ダウンジャケットって、ハンガーに掛けておくと結構場所を取るじゃないですか。私も昔、ダウンジャケットを持っていた時、どうやって収納しようかと悩んだことがあります。

でもね、圧縮袋に入れると、信じられないくらいコンパクトになるのです。これで衣替えの時も、もうスペースに困ることはなくなりますよ。

実はダウンジャケットの中の羽毛、湿気を吸いやすいんです。そのまましまっておくと、カビやにおいが発生することも。でも、圧縮しておけば、そんな心配も少なくなるんですよ。

特に長い間しまっておく時には、圧縮すれば場所も取らないし、圧縮しないでハンガーにかけっぱなしでは色あせる心配もありますからね。特に黒いダウンジャケットは色褪せが目立つので気をつけたいですね。

圧縮保存が便利なのは確かですが、ダウンジャケットを圧縮することにはちょっと注意が必要なんです。これについて、次にもっと詳しくお伝えします。

長期圧縮保存によるダウンジャケットの弊害について

ダウンジャケットを圧縮する際の大きなデメリットは、その内部のダウンフェザーがつぶれたり、折れたりしてしまうことです。これにより、着用時のボリューム感や暖かさが損なわれる可能性があります。

ダウンジャケットの暖かさや形状は、内部のダウンフェザーに依存しています。しかし、長期間圧縮して保管すると、これらのフェザーがつぶれてしまい、ジャケットが型崩れするリスクが高まります。

さらに、折れたフェザーがジャケットの生地を突き破り、外に出てしまうこともあります。私自身も、以前のダウンジャケットでこのような経験をしたことがあります。

ダウンジャケットの特徴であるふんわりとした感触や暖かさを維持するためには、できるだけ圧縮せずに保管するのがベストです。

毎年圧縮して保存すると、年ごとにその特徴が薄れていくことがあります。特にお気に入りの高価なダウンジャケットの場合は、圧縮保存は避けた方が良いでしょう。

圧縮することのデメリットが大きいので、なるべく別の方法で保管することをおすすめします。

以前ネットでダウンコートを買った時に圧縮されて届いたことがありました。えっダウン圧縮なんだ、、、安かったので仕方ないかなとおもいつつ開封してみると見事にペチャンコでした。開けたら膨らむのかと思ったのですが、復活せず。いつから圧縮されていたのかは不明ですが、ふわふわの状態になることはありませんでした。ダウンというか普通のジャンパーだと思って着ています笑。

短期間ならまだしも長期間の圧縮保管はリスク大だと実感しました。