
産休を終えるママが直面するのは、フルタイムで仕事を再開するか、他の働き方を選ぶかの決断です。フルタイムの仕事と子育ての同時進行は、一見難しいと感じられがちですが、実際にはそうでないことも多いです。経済的な理由からフルタイム勤務が必要な場合もありますし、キャリアアップを望む方もいらっしゃると思います。
フルタイムで働きつつ子育てするためには、時間を節約する家電の活用や周囲の支援を受け入れ、無理をしないことが重要です。
子育てをしながらフルタイムで働くためのポイントを掴み、負担を軽減しましょう。周囲に頼ることで、無理なく仕事と子育てを両立できるようになります。
子育てとフルタイム勤務の両立はどう実現する?
やはり人に頼る、システムに頼る、家族で協力する、という事がとても大事です。
1人でやろうとすると後々きつくなって後悔する可能性が大です。
夫はもちろん両親など頼れる人に相談をして何をどれだけやってもらえるかを聞いてみるといいです。義理の母親などに頼む時は、どこまでやって欲しいのか、何はやらなくていいのか、明確にしておく事をおすすめします。
なんでもやってくれるという義母でも、やってもらはなくていいことは、それは頑張って自分でやってみるので今のところは大丈夫です。ありがとうございます。といった感じでやんわりお断りした方が身のためです。
友人の話ですが、義理の母と義理の姉に小学生の娘のスイミングの送り迎えだけをお願いしていたらしいのです。
それがいつのまにかスイミングが終わったら義理の母と姉が勝手に自宅に上がって夕食まで作るようになっていたのです。
最初のうちは友人はご飯を作らなくて楽だわ~なんてのんきに構えていたのですが、だんだん義理の母と義理の姉の2人で色々と口を出すようになってきました。
片づけが出来てないとか、ご飯はちゃんと作れとか、まぁ色々と、、、勝手に家に上がる時点でアウトですが、それからはもうどんどん家族の中も問題に入り込んで文句を言ったり凄かったらしいです。
心に土足で踏み込んで来たと言ってましたよ。
そうなると余計な問題が発生して仕事にも逆に集中できなくなります。
家族と言っても距離感はとても大事ですので、最初にこれだけで大丈夫です、とハッキリ伝えておいたほうがいいです。ホントに後で揉めますから。
最近では学童が進化して、民間の学童で塾の要素も取り入れたところもあります。
民間の学童の人が学校まで迎えにきてくれて、学童に戻ったらそのまま勉強をしてそこにの親が迎えに行くというシステムです。
通常の学童とは違って、料金が発生します。ただ勉強はしっかり教えてくれて塾の役割もはたしているので、一石二鳥といったところですね。
自宅の近くにそういったシステムがあるか探してみて、もしお願いできそうなら頼ってみるのも1つの手段です。
何から何までママがやる必要はありません。分担、協力、してみてくださいね。
フルタイムママのメリットとは
●収入が増えて子どもの為に色々使える
●キャリアアップが目指せる
●リフレッシュになる
●生活にメリハリがつけられる
多くのママは、キャリアアップのチャンスもあると感じています。やりがいのある仕事をしていると、キャリアアップを望むのは自然なことです。
育休中は赤ちゃんとの時間が多く、大人との会話が少なくなるため、仕事を通じて社会とのつながりを感じることができます。また、仕事に行くことで、親としてだけでなく、働く個人としてのアイデンティティを持つことができます。
子どもと少し離れることでリフレッシュし、メリハリをつけることもできます。
保育園に通う子どもは、他の子どもたちから刺激を受け、早く話し始める傾向があります。保育園での経験は、家庭ではなかなか提供できないものであり、子どもの成長に役立ちます。また、子どもと離れる時間があることで、ママ自身も子どもに対してより優しく接することができます。一緒にいる時間が長いとイライラしてしまうこともありますが、少し距離を置くことで心に余裕が生まれるのです。
フルタイムで働きながら子育てをすることには、「無理だ」と感じることもあるかもしれませんが、実際には多くのメリットがあります。
また、子どもが3歳になるまでは、時短勤務という選択肢もあります。最初は時短勤務から始めて、仕事と子育てのバランスに慣れてからフルタイムに戻すという方法も考慮に入れるといいと思います。
やはりフルタイムで勤務することで、収入が安定しその分を子どもの習い事にあてたり、好きな事をさせてあげられるというのが親としては嬉しい部分ですね。
そして育児だけでなく、社会に出ることで様々な刺激を受ける事ができるのもフルタイムママのメリットです。
フルタイム子育てを乗りきる4つの方法
●効率化家電の活用
フルタイム勤務と育児の両立は挑戦ですが、効率化家電を使うことで、貴重な家族との時間を増やしましょう。家事の時間短縮を目指して、以下のような家電がおすすめです。
・一体型洗濯乾燥機
・食器洗浄乾燥機
・ロボット掃除機
・自動調理器具
これらを使えば、洗濯、食器洗い、掃除、料理の時間を大幅に削減できます。例えば、洗濯物を夜にセットしておけば、朝には乾燥まで完了しているため、忙しい朝もスムーズに進みます。食器洗浄機も食後の片づけ時間を大幅に短縮し、その分、子どもとの遊びやリラックスの時間に使えます。最近は時短家電がたくさん出ているので色々探してみると楽しいですよ♪
●家事の分担
家事を一人で背負い込むのは非現実的です。特に共働きの家庭では、パートナーとの家事分担が重要です。たとえば、パートナーがどのように手伝えばよいか分からない場合は、具体的な家事のタスクを割り振ると良いでしょう。最初は少し手間がかかるかもしれませんが、段々と協力的になれば、家事の負担は軽減されます。また、子どもの体調不良時には、パートナーも休めるよう予め話し合っておくことが大切です。これにより、有給のバランスも保ちやすくなります。
●事前の準備と計画
平日の忙しい中で毎日の夕食準備は大変です。休日にまとめ買いをし、事前の下ごしらえをすることで、平日の料理時間を短縮できます。冷凍野菜などをストックしておくと、食材の準備時間も省けます。野菜を切っておくだけでも、平日に帰ってきて自動調理器に切った野菜を入れるだけでokなんてことも出来ます。また、ネットスーパーを活用すると、買い物にかかる時間や労力を節約でき、特に小さな子どもがいる家庭には便利です。
●すっきりとした生活空間
家が散らかっているとストレスの原因になります。不要な物を処分し、必要最低限の物だけを持つことで、部屋をきれいに保ちやすくなります。荷物を減らすことで、日々の片付けも楽になり、心にも余裕が生まれます。断捨離すると気持ちがスッキリ!家の不用品を見直すのもいいかもしれません。